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構造の要件

  • 内壁は明るい色で隙間がなく、平滑で清掃が容易に行える構造であること。
  • 内壁は突出する柱、配管、配線などが見られない構造であることが望ましい。
  • 内壁と床面の境界は、半径5cm以上のアールを設け、清掃が容易に行える構造であること。
  • 水や湯を使用する部分にあっては、少なくとも床面から1m以上の高さまで不浸透性・耐酸性・耐熱性の材料が使用されていることが望ましい。
  • 配線や配管の貫通がある場合は、さく穴との隙間を完全に封鎖し、ねずみ、昆虫などの侵入を防止すること。

実践plan

壁の材質は、強度・カビ・清掃の3要素を考えて

壁のリニューアルはカビ対策のために実施したい、または頻繁の破損対策のために実施したいという要望が多いということが特徴となっているようです。ですから壁のデザインプランを行う際は強度があり、カビの発生を抑える効果があり、さらには掃除しやすい材質を選択することがポイントとなります。

Codexが記す「壁や隔壁は、平滑な表面を有していなければならない」も、掃除がしやすく、異物が付着しにくく、埃などが堆積しにくい材質を選択すべきだと記していることとなります。

これらの対応や要件を考えるとイニシャルコスト(初期投資)としては高価となりますが、やはり強度・カビ・清掃の3つの要素に対して有効な材質として薦められるのはステンレス材となります。しかしそれでは施工費が高くなるから現実として我が社では無理だとおっしゃる方に、コストを抑えるリニューアル法をご紹介しておきます。

壁の材質は、強度・カビ・清掃の3要素のイメージ写真

イニシャルコストを抑えるために

ステンレスを使いながらもイニシャルコストを抑えるコツは、現況の水の使用量やカビの発生具合や汚れの付き具合により、ステンレスの使用面積や床からの張り高さに変化を付けるのです。

例えばドライエリアでは巾木部分は約20センチに採用する、通常の床の水洗い程度のエリアであれば床から1メートルないし2メートルまでを施工する、カビが経験的に多く発生する場合は壁面全体に張るなど、面積(高さ)を検討することです。

検討次第では十分にメンテナンスコストに見合う計画が実施できます。

建築豆知識
壁の構造

LGS(軽量鉄骨下地)+ボード類

パーテーション

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